調節池の調節量も16.1m3/sと細かすぎる。通常誤差を含め5単位で丸める。激特の計画期間は発災後1ヶ月、通常の水理実験を行う時間もなく、横越流計算結果をそのまま載せる素人さが窺える。また、越流堤幅は狭く低い、これも既存連続堤を安易に切り欠いた机上の計算であろう。越流堤は出来るだけ広く高くして、調節池容量を効果的につかべきである。また、越流頻度も減り維持管理費用も節減出来る。
言わば下流河川の為に宅地が遊水池とされた、誤策であり人災と言えるが、今更言ってもしょうがないので、これからの水害対策、防災、減災施策を考えている。
現地調査は排水系統、浸水痕が背水現象か、内水か。
浸水要因、シナリオを確認。
下水道はマンホールから分流式、ある程度の新興市街地と考えられる。
台地部の排水は下水道能力を超えても路面から地下江川流域都市下水道へ道路を横切るグレーチングにより落ち、低平地に湛水する構造になっている。
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